【11月21日 AFP】(更新)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が20日、黒海(Black Sea)沿岸のソチ(Sochi)で、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領と会談した。ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)が21日、明らかにした。またプーチン大統領はアサド大統領との会談後、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と21日に電話会談を行うことも明かした。

 クレムリンは声明で「ロシア連邦を訪れていたシリア・アラブ共和国のバッシャール・アサド大統領が11月20日にウラジーミル・プーチン大統領と会談した」と述べた。

 一方でプーチン氏はアサド氏に対して「テロリスト集団との戦い」で収めた成果を称賛。

 ロシア大統領府のウェブサイトが報じたところによると、プーチン氏はアサド氏に「まず最初に、シリアがテロリスト集団との戦いで成し遂げつつある成果についてお祝いしたい…シリアは非常に深刻な状況を経験したが、それにもかかわらず(戦いが)終わりに近づき、テロリストらの避けがたい敗北へと向かいつつある」と述べたという。

 また、「本日の会談に基づき、すでに触れた国々の指導者たちと協議を行うつもりだ。今日もすでにカタール首長との会談が予定されており、明日には米国のドナルド・トランプ大統領と会談を行う」と語った。

 プーチン氏とアサド氏との会談の記録は、21日にクレムリンのホームページ上で公開された。(c)AFP