【11月21日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のスター選手として知られるレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、バスケットボール選手になることを夢みる高校生の生活を追ったドキュメンタリー番組で製作総指揮を務める。米グーグル(Google)傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」が20日に発表した。

 ジェームズが製作責任者の一人を務めている8話シリーズの番組『Best Shot』は、テレビシリーズ『Fearless』や映画『ジェイ・Z/フェイド・トゥ・ブラック(Fade to Black)』などで知られるマイケル・ジョン・ウォーレン(Michael John Warren)氏が監督を務め、2003年にオートバイ事故に遭遇してキャリアを終えた元NBA選手のジェイ・ウィリアムス(Jay Williams)氏が主演している。

 2018年に公開される予定の同作は、ジェームズが長年の友人でビジネスパートナーのマーベリック・カーター(Maverick Carter)氏とともに経営するスプリングヒル・エンターテインメント(SpringHill Entertainment)社が、マルチメディア制作会社のボードウォーク・ピクチャーズ(Boardwalk Pictures)と映画会社ワーナー・ブラザーズ(Warner Bros)テレビグループのデジタルスタジオ「Blue Ribbon Content」と共同で製作する。

 スプリングヒル・エンターテインメントの最高経営責任者(CEO)を務めるカーター氏は声明で、「われわれが情熱を注いでいるこの物語は、実在する高校生が人生の壁に遭遇する実話を描いたものだ」とし、「彼らに必要なのは、正しい方向に向かうための小さな後押しだけだ。ジェイ・ウィリアムス氏のような先輩が導いてくれることで、彼らは実際に人生が永遠に変わっていく。この物語は刺激的かつ感動的であり、本物なんだ」と述べた。

 番組はオリジナルコンテンツを制作している有料会員サービスの「ユーチューブ・レッド(YouTube Red)」で配信されることになっており、米国をはじめオーストラリア、メキシコ、ニュージーランド、韓国で視聴できる。(c)AFP