【11月20日 時事通信社】元米国務省の北朝鮮専門家ジョエル・ウィット氏は20日、ソウル市内で講演し、北朝鮮の核・ミサイル実験凍結継続に向け、米韓は来年春に予定される合同演習を縮小するなど調整すべきだと提言した。

 米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の上級研究員を務めるウィット氏は「(このままでは)北朝鮮が実験を再開する可能性が極めて高く、問題は『いつ再開するか』だ」と指摘。「北朝鮮の実験見送りが続き、米韓合同演習や平昌冬季五輪が予定される中、この三つの要素は、真剣な外交努力を打ち出す機会になる」と強調した。

 具体的には、米韓が毎年春にほぼ同時に実施している野外機動訓練「フォール・イーグル」と指揮系統を確認する「キー・リゾルブ」のうち、どちらか一方をキャンセルするか、大幅に縮小する方策を検討すべきだと提案。北朝鮮はこれに呼応して、核・ミサイル実験凍結を継続し、米朝間の予備協議に応じるべきだと訴えた。(c)時事通信社