【11月20日 時事通信社】パプアニューギニア中部エンガ州の村で、魔術を使ったとして村人から激しい拷問を受けた少女がキリスト教宣教師らによって先週、救出された。オーストラリア公共放送ABCが20日報じた。パプアでは魔術を信じる人々による「魔女狩り」がいまだに行われている。

 報道によると、少女の年齢は6歳前後。村人らによって熱した刃物で切り付けられ、体の広い範囲に傷ややけどを負った。少女は現在、病院で手当てを受けている。

 少女は2013年に同じく魔術を使ったとして焼き殺された女性の子供とみられる。この宣教師によると、地元社会で「魔術は親から子に受け継がれる」と信じられる中、村で悪いことが起きているため、この少女に矛先が向かった。エンガ州では過去1カ月間に女性20人が魔術に絡んで暴力を受けた。(c)時事通信社