【11月20日 AFP】(更新、地図追加)米地質調査所(USGS)によると南太平洋のニューカレドニア東部沖で20日、マグニチュード(M)7.0の強い地震があった。津波警報が発令されたが、現時点で被害は報告されていない。

 震源はロイヤルティー諸島(Loyalty Islands)東方82前後キロの沖合で、震源の深さは浅い。USGSは当初、地震の規模をM7.3としていた。

 太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は震源から300キロのエリアを対象に津波警報を発令。範囲にはニューカレドニア本島やバヌアツが含まれる。

 地元住民の話では、地震に先立って夜通し揺れが何度か起きていたという。ロイヤルティー諸島のマレ(Mare)島の当局者は「止められていた車が揺れていた。皆が外に飛び出した」とAFPに語った。

 同諸島の人口は少ない。(c)AFP