【11月19日 AFP】チュニジア系フランス人のファッションデザイナー、アズディン・アライア(Azzedine Alaia)の訃報をフランスオートクチュール組合が18日に発表した。77歳だった。

 1940年にチュニジアの農家に生まれたアライアは、首都の美術学校で彫刻を学んだ後、近所の小さなドレスメーカーの店で働いていた。1950年代後半にパリに移り、ディオール(Dior)とギ・ラロッシュ(Guy Laroche)で経験を積んだ後、独立。彼がデザインした女性のボディラインを強調したセクシーな服は、高い評価を得た。

 今回の訃報を受けて同じくファッションデザイナーのピエール・カルダン(Pierre Cardin)は、「偉大な才能のデザイナーを失ってしまった。それは非常に悲しいニュースだ」とAFPの取材に対して語った。(c)AFP