【11月19日 AFP】17-18スペイン1部リーグは18日、第12節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico Madrid)とレアル・マドリード(Real Madrid)のダービーは0-0のスコアレスドローに終わり、同日勝利したFCバルセロナ(FC Barcelona)と両チームとの勝ち点差は10に開いた。

 両チームは今シーズン苦しめられている決定力不足にこの日も悩まされ、終わってみれば前半3分の枠を外れたアンヘル・コレア(Angel Correa)のシュートがこの試合最大の決定機だった。

 レアルもカウンターから好機を作り、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)のスルーパスからクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がゴール前でフリーになりかけたが、猛スピードでカバーに入ったファンフラン(Juan Francisco Torres Belen "Juanfran")に抑えられた。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「ゴールは足りなかったが、それを別にすればきょうは選手に同情するし、それだけのプレーを見せていた。10ポイント差は大きいが、状況はこれから必ず変わる。バルサも勝ち続けられるわけではないし、われわれが波に乗る時期は来る」とコメントした。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「前半の25分までは、われわれのチームの特徴を見せることができたし、世界最高のチーム、バルサが勝利したので絶対に勝利が必要なチームを相手に戦えていた。得点が遠かった。コレアのゴールが決まっていれば、まったく違う試合になっていたはずだ」とコメントした。

 バルセロナは同日、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の久しぶりのゴールなどで、こちらも絶好調ではないながらCDレガネス(CD Leganes)に3-0で勝利している。(c)AFP/Kieran CANNING