【11月19日 AFP】17-18イタリア・セリエAは18日、第13節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)が2-1でラツィオ(SS Lazio)とのダービーに勝利し、首位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点5差を保った。

 ローマは後半早々にディエゴ・ペロッティ(Diego Perotti)とラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)が得点を記録すると、相手の反撃を1点に抑えてラツィオとの激しい戦いに勝利し、暫定3位に順位を上げた。

 ナインゴランは「素晴らしいスピリットを見せることができた。僕らは最高の状態にある」とコメント。ベルギー代表に招集されていた間に鼠径部(そけいぶ)を痛め、ダービー出場が危ぶまれていたが、この日もローマの中盤にはナインゴランの姿があった。

 ナインゴランは「いつでもチームメートを助けたいと思っているし、全力を尽くしてプレーできる状態を整えた。絶対に欠場したくないタイプの試合だったから」と語った。

 ローマはこれでリーグ戦5連勝。22日に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のアトレティコ・マドリード(Atletico Madrid)戦では、結果によっては1試合を残して決勝トーナメント進出が決まる可能性がある。

 ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)監督は「これがローマだ。成長し、大きく自信をつけている。われわれはすでにアトレティコとの試合に切り替えている。できる限り上位に食らいついていきたいし、チームはそれに必要なメンタリティーを持っていると思う」とコメントした。

 敗れたラツィオは勝ち点を28から伸ばせず、5位に後退した。(c)AFP