【11月18日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第12節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1-2でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に敗れて3連敗を喫し、タイトル争いへの挑戦でまたもやつまずいた。

 練習への到着が遅れたピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)がメンバー外となっていたドルトムントは、必勝を期する21日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦を、考えうる限りでは最悪の形で迎えることになった。

 ドルトムントは仮にトッテナムに勝利したとしても、他の試合の結果によって敗退が決まることになっている。

 ドルトムントは前半5分、マルク・バルトラ(Marc Bartra)の強すぎるバックパスがGKロマン・ビュルキ(Roman Burki)に当たり、ボールを拾ったシュツットガルトのチャドラック・アコロ(Chadrac Akolo)にがら空きのゴールまでドリブルで運ばれ先制を許した。

 それでもドルトムントはハーフタイム直前、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)のパスが相手DFのハンドを誘発。これで得たPKをアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)がセーブされたものの、こぼれ球をマクシミリアン・フィリップ(Maximilian Philipp)が押し込み、同点に追い付いた。

 しかし、シュツットガルトは後半6分にヨシップ・ブレカロ(Josip Brekalo)がビュルキの股を抜くシュートを決め、再びリードを奪った。

 首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点差が6のままとなったドルトムントの主将を務めるマルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)は、「チームスピリットやプレーの仕方という点では正しい方向に進んでいる。ただそれに結果が伴わないのはかなり残念だ」と、コメントしている。(c)AFP