【11月18日 AFP】男子テニス、元世界ランク1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が17日、コーチのイワン・レンドル(Ivan Lendl)氏との師弟関係を再び解消すると発表した。

 マレーは自身の公式ウェブサイトで「数年間にわたるイワンの支援と指導に感謝する。われわれはチームとして素晴らしい成功を収め、たくさんのことを学んだ。今はチームとともに準備を進めて競技復帰を目指し、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)に向けて集中していく」とコメントした。

 レンドル氏と2度にわたりタッグを組んだマレーは、その間に計3度の四大大会(グランドスラム)制覇を果たし、五輪では2個の金メダルを獲得すると、世界ランク1位の座にも上り詰めた。しかし、今季は故障でツアー後半を欠場しており、今後は全豪オープンに向けて練習拠点の米マイアミ(Miami)で調整を続けていくとしている。

 自身も現役時代にグランドスラム通算8勝を挙げているレンドル氏は、「アンディの今後の健闘を祈っている。われわれは一緒に素晴らしい成果を挙げ、たくさんの楽しい時間も過ごせた」と述べた。(c)AFP