【11月17日 AFP】男子ゴルフのルーク・ドナルド(Luke Donald、イングランド)が16日、胸の痛みを訴えて出場する予定だったRSMクラシック(The RSM Classic 2017)を棄権し、7時間に及ぶ心臓の検査を受けた。

 40歳の誕生日を3週間後に控えるドナルドは、15日夜と16日朝に胸の痛みを感じたとして大会出場を取りやめ、検査で心臓に問題があると診断された。病院のベッドから投稿したインスタグラム(Instagram)では、「これで今季を終えることは考えていない! 昨夜からけさにかけて、胸に痛みを感じて症状がどんどん悪くなっていった」と説明した。

「医師からの指示で、大会を棄権して胸を検査するために病院へ搬送されることを余儀なくされた。7時間にわたる検査では、おかげさまで心臓の状態は良好のようだ」

 元世界ランク1位のドナルドは、病院のスタッフに対して「しっかり看病してくれた」と感謝するとともに、年明けからツアーに復帰すると明言し、「数週間は静養して再充電と再起に時間を費やし、素晴らしい2018年に向けて備えていく」と投稿した。

 今季初戦として出場した今月上旬のシュライナーズ・ホスピタルズ・フォー・チルドレン・オープン(Shriners Hospitals for Children Open 2017)では32位タイに終わっているドナルドは、合計18大会に出場した昨季はRBCヘリテージ(RBC Heritage presented by Boeing 2017)で記録した単独2位が最高順位となっていた。

 ドナルドはまた、メジャーでは10位以内の成績が合計8回でタイトルには恵まれておらず、これまでの最高成績は2005年のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)と2006年の全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)で記録した3位タイとなっている。(c)AFP