【11月16日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が15日、テレビ演説の際に水を取ろうとした際に無様な姿をさらした。昨年の米大統領選で共和党指名候補の座を争ったマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員は、これを見て間違いなくほくそ笑んだはずだ。

 トランプ大統領はホワイトハウス(White House)でアジア歴訪を総括する演説を行った際、水を取ろうと演壇の下の棚に手を伸ばしたが、そこにはなく「水がない。まあいい」と発言。

 側近の一人が右側に水のボトルがあると合図を送ると、トランプ氏は身を乗り出してボトルを取った。それから毅然として前を向いたままふたを開けると、両手でボトルを口に運んで一口飲んだ。

 これがネットで大きな反響を呼んだ。今回と同じような行動をしたルビオ議員のことを、トランプ氏がこれまで繰り返しからかっていたからだ。ツイッター(Twitter)には当時のトランプ氏の発言を回想するコメントがあふれた。15日のトランプ氏の水事件の映像はすぐにケーブルニュースでも取り上げられた。

 トランプ大統領は2013年2月、「次からマルコ・ルビオはボトルじゃなくグラスで水を飲むべき――そうすればマイナスイメージもだいぶ緩和されるだろう」とツイートしていた。

 トランプ氏は昨年2月の大統領選のさなかにもステージ上で水事件のときのルビオ議員をまねた上、同議員を「ここ一番で失敗する名人」と称していた。

 米大統領選の共和党候補指名争いでトランプ氏に敗れたルビオ議員は、今回の件でたちまち形勢を逆転させた。

 ルビオ議員はツイッターで「似てるけど、フォームをいじる必要がある」「一連のモーションでやらなくちゃいけないし、目もカメラからそらしちゃダメだ。でも初めてにしては悪くないよ」と皮肉った。(c)AFP