【11月16日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)大陸間プレーオフ第2戦は15日、オーストラリアのシドニー(Sydney)で行われ、主将のマイル・ジェディナク(Mile Jedinak)が後半にハットトリックを達成したオーストラリアが3-1でホンジュラスに勝利。2試合合計スコアも3-1として4大会連続通算5度目のW杯出場を決めた。

 第1戦を0-0で引き分けていたオーストラリアは、後半9分にジェディナクのFKが相手のエンリ・フィゲロア(Henry Figueroa)に当たってゴールに吸い込まれ先制すると、その後ジェディナクが2本のPKを成功させて突き放した。ホンジュラスはロスタイムにアルベルト・エリス(Alberth Elis)のゴールで1点を返して意地をみせた。

 試合終了を告げるホイッスルが吹かれると、スタジアム・オーストラリア(Stadium Australia)を訪れた7万7000人のホームのサポーターはごう音のような歓声をあげた。

 29か月にわたりアジア、中東、中米を飛び回ったオーストラリアは、予選22試合目でようやく本大会行きの切符を手にした。

 オーストラリアのアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督は、「正直に言うと圧倒されている。母国を率いると責任はより重みが増す。選手、スタッフ、協会のみんなを祝福したい。われわれは苦しみながらもやってのけた。全員で勝ち取った名誉だ」 (c)AFP