【11月15日 AFP】今月24日から26日にかけて仏リール(Lille)で開催される男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)、ワールドグループ決勝の出場選手が14日に発表されたが、対戦するフランスのヤニック・ノア(Yannick Noah)監督とベルギーのヨハン・ヴァン・ヘルク(Johan Van Herck)監督からサプライズ選出はなかった。

 ここ3年で2度目となる決勝で大会初優勝を目指すベルギーは、両国通じて最高位となる世界ランキング8位のダビド・ゴフィン(David Goffin)を筆頭に、スティーブ・ダルシ(Steve Darcis)、ルーベン・ベーメルマンス(Ruben Bemelmans)、アルトゥール・デ・グレーフ(Arthur De Greef)、そしてリザーブとしてヨリス・デ・ルーレ(Joris De Loore)が選出された。

 一方、2001年以来10度目の大会制覇を目指すフランスは、セルビアを破った準決勝のメンバーから変更はなく、世界ランク15位のジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)をはじめ、リュカ・プイユ(Lucas Pouille)、ダブルス要員としてニコラ・マウー(Nicolas Mahut)とピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)が名を連ねた。

 また、リザーブにリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)とジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau)を選んだノア監督は、今回の決定は絶対的なものではないとして、仮に23日の組み合わせ抽選までに故障者や調子を落とす選手が出た場合は、4人のうち2人を変える可能性もあるとし、「最終決断は可能なだけゆっくり下す」と話した。(c)AFP