【11月15日 AFP】韓国の南東部で15日午後、マグニチュード(M)5.4の地震が発生した。大規模な揺れが起きることが少ない同国では、観測史上2番目に強い地震だという。

 首都ソウルを含む同国全土で揺れが感じられた今回の地震は、同国気象庁(Korea Meteorological Administration)によると、南東部の工業都市、浦項(Pohang)付近で現地時間午後2時半(日本時間同)ごろに発生。震源の深さは9キロ。

 朝鮮半島では規模の大きな地震は珍しいとされる。

 地元テレビ局が放映した写真や動画では、崩れ落ちた外壁や、住民の自宅内で激しく揺れる家具などが捉えられている。

 聯合(Yonhap)ニュースは、地元にある原子炉は支障なく稼働しているとの、韓国水力原子力(KHNP)の職員らの話を伝えている。(c)AFP