【11月15日 AFP】米メディアは14日、同国サッカー連盟(USSF)が、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)出場を逃したイタリアやチリ、ガーナ、オランダといった国を集め、同大会前に国際試合を主催する可能性を検討していると報じた。

 この日、スポーツ専門チャンネルESPNや「スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)」誌、ワシントン・ポスト(Washington Post)は、異なる大陸からW杯出場を逃した複数の国を集め、USSFが親善試合もしくは大会の開催を模索していると伝えた。

 仮に今回の計画が実現すれば、特に1958年以来60年ぶりにW杯出場を逃したイタリアなどのファンに熱狂をもたらせるだけでなく、本大会に出る中南米の国を米国に集めることで、本番直前の絶好の前哨戦にすることができるという。

 1990年大会以降では初めてW杯への切符を逃した米国や、2002年大会以来となる予選敗退を喫したオランダとガーナのほか、今回の計画には同じく本大会出場の夢がかなわなかったカメルーンやコートジボワール、アイルランドといった国が加わる可能性があるとされている。(c)AFP