【11月14日 AFP】サッカーブラジル代表のチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督が、14日に親善試合で対戦するイングランド代表は、国際色豊かなプレミアリーグの性格から良い影響を受けているとし、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)では優勝候補の一角になるとの考えを示した。

 イングランドを率いるギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督は10日、0-0で引き分けたドイツとの親善試合で何人かの新しい選手を起用したが、14日のブラジル戦でも引き続き、経験の浅い陣容での戦いを余儀なくされる。

 それでも「プレミアリーグには多くの外国人監督やさまざまな選手がいる。異なるスタイルが入り交じった非常に強いリーグだ」というブラジルのチッチ監督は、現在デレ・アリ(Dele Alli)やハリー・ケイン(Harry Kane)、ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)らが離脱しているイングランド代表が、ロシアで危険な存在になるとみている。

 前日会見に臨んだチッチ監督は13日、「サウスゲイト監督は(指揮官として)まだ13試合しかこなしていないが、デレ・アリやケイン、そして(ギャリー・)ケイヒル(Gary Cahill)の経験に加え、その伝統も考慮すれば、私はイングランドが優勝候補の一角だと考える」と語った。

「ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でイングランドの人を前に話しているから、そう言っているのではない。日本戦と比べると、(14日の)試合で要求される技術は高くなるだろう」 (c)AFP