【11月13日 AFP】サッカーオーストラリア代表のティム・ケーヒル(Tim Cahill)は13日、足首の故障から回復し、2日後に行われる2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)大陸間プレーオフのホンジュラスとの第2戦でプレーできる状態になったと語った。

 同国の史上最多得点記録を持つケーヒルは、10日に敵地サンペドロスラ(San Pedro Sula)で行われた初戦をベンチで見守ったが、15日にシドニーで行われる生死を懸けた一戦に出場できると明かした。

 アンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督に望まれれば先発出場する準備もできるというケーヒルは記者団に対し、「ホンジュラスでプレーしなければならなかったら、絶対に貢献できていたと思う。母国を4大会連続のW杯に導くというこんな大きな機会では、この2試合のためにラインをまたいだら身を犠牲にする。それがすべてなんだ」とコメントした。

「絶好調だ。ホンジュラスでのトレーニングは素晴らしかったし、試合に出られるぞと感じている。すべては水曜(15日)の夜にかかっている」

「僕らは常に相手に敬意を払うが、ホンジュラスでのパフォーマンスを見ると、チームが良いサッカーをできる準備ができていると思う」

 通算103キャップを誇る37歳のケーヒルはいまだにサッカルーズ(Socceroos、オーストラリア代表の愛称)にとって絶対に欠くことのできない選手で、大陸間プレーオフ進出を決めたシリアとのアジア・プレーオフでも2得点を決めた。

 また、ハムストリングの負傷でホンジュラスへの遠征に帯同しなかったマシュー・レッキー(Mathew Leckie)も、シドニーでの試合に出場できると断言している。

 レッキーは「僕らの目標は試合を支配することで、それができると思っている。僕らは、かなりひどいコンディションの中でも試合をコントロールした。ピッチはかなり残念な感じにみえたし、チームメートはよくやったと思う。アウェーゴールはごめんだ。でも、ピッチは素晴らしい状態だろうし、僕らはボールを動かせられる。試合の展開は速くなるだろうし、上手を取れると思う」と語った。

 ホンジュラス代表は13日の朝、オーストラリア代表がチャーター機で到着してから約1日遅れでシドニーに降り立っており、試合開始まではその時点ですでに60時間を切っていた。

 同日は午後に調整メニューを行うホンジュラスは、14日にフルトレーニングを行い、決戦に臨むことになる。(c)AFP