【11月13日 AFP】コンゴ民主共和国で12日、燃料を輸送していた貨物列車が谷に転落し、33人が死亡したとみられている。

 国連(UN)が設立した現地ラジオ局「ラジオ・オカピ(Radio Okapi)」によると、事故が起きたのはルアラバ(Lualaba)州で、33人が死亡し、他にもけがややけどを負った人がいるという。

 同州の鉱業相はAFPに、これまでに死者8人と負傷者数人が確認されたと述べ、「犠牲者の数は大幅に増える可能性がある」と語った。

 列車は同国第2の都市ルブンバシ(Lubumbashi)からルエナ(Luena)に向かう途中で、事故に遭った人々は違法乗車していた。

 列車は石油タンカー13隻を輸送しており、ルブディ(Lubudi)の駅に近い傾斜地を走行中に脱線。谷に転落し、タンカーが炎上したとラジオ・オカピは伝えている。(c)AFP