【11月13日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)が開幕を迎えた12日、年間1位が確定したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)にトロフィーが授与された。

 今季の全仏オープンテニス(French Open 2017)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を制したナダルは、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とともに予想外の活躍を見せた。2017年の四大大会(グランドスラム)のタイトルは、両選手がすべてを手にしている。

 ナダルは史上最年長となる31歳で、2013年以来となる年間1位を獲得。自身初となるATPファイナル制覇を目指すが、その希望は負傷に妨げられる可能性もある。

 13日にダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)との初戦を控えるナダルだが、いまだにパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2017)の欠場を余儀なくされた膝の問題に苦しんでいるという。

 しかし、コート上でトロフィーを受け取ったナダルは、「負傷もあったこの数シーズンを乗り越えてきて、非常に感動的なシーズン、素晴らしいシーズンだった。あすコートで会おう」と語り、ゴフィン戦に臨む準備が整ったことを明かしている。(c)AFP