【11月13日 AFP】17F1第19戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2017)は12日、決勝が行われ、フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が優勝を果たし、年間王座を逃した悔しさを晴らした。

 4度の総合優勝を誇るベッテルはスタートでトップの座を奪うと、ピットストップに入った直後以外はさまざまな出来事があったレースを支配し、ポールスタートだったメルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)を約2.8差に抑え込んだ。

 フェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)は、ピットレーンからスタートした新王者、メルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)の終盤のチャレンジを抑え込み、3位に入った。

 レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が5位、チームメートのダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が6位に入り、引退を表明しているウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が、自身最後の母国グランプリで7位に入った。

 8位にはマクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、9位にはフォースインディア(Force India)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)、ルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が10位に入った。

 ベッテルは7月の第11戦ハンガリーGP(Hungarian Grand Prix 2017)以来、今季5勝目。フェラーリのブラジルGP制覇は2008年以来となった。(c)AFP