【11月12日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)のカイリー・アービング(Kyrie Irving)が顔の骨折と診断され、12連勝のかかる12日のトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)戦を欠場することになった。ただし。そこまで深刻なけがではないという。

 NBAで最も乗っているチームでありながら、けが人が続出しているセルティックスだが、その一人にアービングも加わることになってしまった。アービングの負傷で、チームは今季結成されたゴードン・ヘイワード(Gordon Hayward、シーズン絶望)、アル・ホーフォード(Al Horford、脳振とう)のビッグ3がすべてチームを離れることになった。新人のジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)も足首を痛めている。

 アービングは10日に行われたシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)戦の第1クオーターで、味方のアロン・ベインズ(Aron Baynes)のひじが不運にも顔面に入ってしまった。顔を押さえてコートに倒れ込んだアービングは、トレーナーの確認を受けた後、出血した顔をタオルで覆いながらコートを後にした。アービングは脳振とうの検査も受けている。

 それでもセルティックスのブラッド・スティーブンス(Brad Stevens)ヘッドコーチ(HC)は「こうした逆境を戦い抜くことができるチームになるためのチャンスととらえている」とコメントした。

 ラプターズ戦では、シェーン・ラーキン(Shane Larkin)がアービングの代役を務めるとみられる。(c)AFP