【11月12日 AFP】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナル(Next Gen ATP Finals)は11日、イタリア・ミラノ(Milan)で決勝が行われ、大会第6シードのチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)が3-4(5-7)、4-3(7-2)、4-2、4-2で第1シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)を下し、初代王者に輝いた。

 眼鏡をかけた21歳のチョンは、今年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)で準々決勝に進出した世界37位のルブレフを相手に、約2時間で逆転勝利を収めた。

 世界54位のチョンは、2度のセットポイントをふいにしてゲームカウントを詰められたものの、三度目の正直で勝利を手にした。

 ニック・ボロテリー・テニスアカデミー(Nick Bollettieri Tennis Academy)出身のチョンは優勝賞金39万ドル(約4400万円)を手にしたが、ランキングのポイントは加算されない。

 チョンは今年8月のウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2017)に続き、今大会ではルブレフから2勝を挙げ、通算3勝を挙げている。(c)AFP