【11月10日 CNS】中国国家質量監督検験検疫総局が7日、公式ウェブサイトで発表したところによると、ライオン(Lion)の現地法人である青島ライオン(Lion Daily Necessities Chemicals(Qingdao))は中国国家質量監督検験検疫総局に対し、一部の同社ブランドの輸入歯ブラシのリコール計画を提出した。

 今回のリコールは、「超軟護理牙刷(ウルトラソフトケアハブラシ)」など3種類。2016年1月11日から2017年4月3日の間に日本で製造されたもので、同社によると中国の23万6415本の製品がリコールの対象となる。

 主に「歯ブラシの毛の部分の不合格」による。使用中に歯ぐきの表面や口内の軟組織に損傷を与える恐れがあり、安全上の問題だとしている。

 リコール範囲内の製品について、同社は近いうちに公式サイトでリコール計画を発表し、消費者に対して返品や返金などの対応を行う予定という。(c)CNS/JCM/AFPBB News