【11月10日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選プレーオフ第1戦が9日、各地で行われ、クロアチアは4-1でギリシャに大勝し、本大会出場へ大きく前進した。

 ホームのクロアチアは前半13分、ニコラ・カリニッチ(Nikola Kalinic)がギリシャのGKオレスティス・カルネジス(Orestis Karnezis)に倒されて獲得したPKをレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するルカ・モドリッチ(Luka Modric)が決めて先制。その6分後には、イヴァン・ストリニッチ(Ivan Strinic)のクロスをカリニッチが流し込み、リードを2点に広げた。

 対するギリシャは同30分、コーナーキックから主将ソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)が頭で押し込んで1点を返したが、その3分後にはクロアチアが右サイドから素早い攻撃を仕掛け、クロスに反応したインテル(Inter Milan)のイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)がヘディングで再びネットを揺らした。

 1998年以降5度目のW杯出場を目指すクロアチアは、ハーフタイム直後にもアンドレイ・クラマリッチ(Andrej Kramaric)がチーム4点目を入れ、敵地ピレウス(Piraeus)で12日に行われる第2戦へ向け優位な状況に立った。

 モドリッチは試合後「最高の試合ができた。だが仕事はまだ半分しか終わっていない。しっかり休養し、日曜日(12日)にいいプレーをできるようにしたい」「あと2点は決められたかもしれないが、4-1は素晴らしい結果だ」と語った。(c)AFP