【11月10日 AFP】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナル(Next Gen ATP Finals)は9日、イタリア・ミラノ(Milan)で大会3日目が行われ、アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)とダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)のロシア勢が準決勝進出を決めた。

 第1シードのルブレフは、キャリア初対決となった第3シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)を4-1、3-4(8-10)、4-3(7-2)、0-4、4-3(7-3)で下し、「とてもタフな試合だった。最後は勝てて本当にうれしい」とコメントした。

 また、チョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)とボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に続き、3人目の4強入りを果たした世界37位のルブレフは、今後シャポバロフらライバル選手との対戦が増えると予想し、「そう願っている。これからも自分が高いレベルで、デニスやほかの選手たちと戦えることを望んでいる」と男子プロテニス協会(ATP)の公式サイトで語った。

 同日行われた試合では、第2シードのカレン・カチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)が4-3(7-3)、4-2、2-4、0-4、2-4でチョリッチに敗れ、4強入りの望みが断たれた。この結果、第5シードのジャリッド・ドナルドソン(Jared Donaldson、米国)を4セットで下していた第7シードのメドメデフのベスト4入りが決まっている。

 10日に行われる準決勝では、チョンとメドメデフ、チョリッチとルブレフが激突することになった。(c)AFP