【11月9日 CNS】中国・安徽省(Anhui)合肥(Hefei)三国新城遺跡公園(Three Kingdoms Ruins Park)で行われていた「廬陽・志邦杯」中日韓三国囲碁名人混合ペア戦が2日終幕し、決勝は韓国人ペア同士のサドンデス戦となり、チョ・ハンスン、チェ・ジョン組がイ・チャンホ、オ・ユジン組を下し優勝を飾った。

 今大会には古力(Gu Li)、常昊(Chang Hao)、山下敬吾(Keigo Yamashita)、イ・チャンホなど中国、日本、韓国の囲碁界を代表する名人16人が参加した。中国からは4組が参加し、古力、李赫(Li He)組、前回優勝ペアの唐韋星(Tang Weixing)、於之イン(Yu Zhiying)組、夫婦ペアの常昊、張璇均(Zhang Xuanjun)組は1回戦で敗退。範蘊若(Fan Yunruo)、ルイ乃偉(Rui Naiwei)組は1回戦で日本の山下敬吾、桑原陽子(Youko Kuwabara)組に勝利を収めたものの、2回戦で韓国のチョ・ハンスン、チェ・ジョン組に敗退し準決勝進出を逃した。また、日本の小林覚(Satoru Kobayashi)、吉原由香里(Yukari Yoshihara)組は準決勝でイ・チャンホ、オ・ユジン組に敗戦した。

 決勝戦は韓国人ペア同士のサドンデス戦となった。後手のイ・チャンホ、オ・ユジン組は序盤から互いの意思疎通がはかれず受身一方の状況に陥いり、そのまま勢いづいた先手のチョ・ハンスン、チェ・ジョン組が中盤で勝利を決めた。

 中日韓三国囲碁名人混合ペア戦は、過去4回の開催はすべて中国人ペアが優勝しており、韓国人ペアの優勝は今大会初となった。(c)CNS/JCM/AFPBB News