【11月9日 AFP】ノルウェー政府は、トナカイの脳を破壊する疾患を根絶するための措置として、野生のトナカイ約2000頭の群れの殺処分を開始している。同国内では、欧州で初となるこの疾患の感染例がこれまでに数件検出されていた。

 牛海綿状脳症(狂牛病、BSE)に類似したこの慢性消耗性疾患(CWD)は、北米にすでに存在しており、シカの脳をスポンジ状に変性させ、体重減少や死を引き起こす。7日ほか撮影。(c)AFP