【11月5日 AFP】サッカーCAFチャンピオンズリーグ2017(CAF Champions League 2017)は4日、決勝の第2戦が行われ、ウィダード・カサブランカ(Wydad Casablanca、モロッコ)が1-0でアル・アハリ(Al-Ahly、エジプト)に勝利し、2試合合計スコア2-1で通算2回目の大会制覇を果たした。

 敵地で行われた第1戦を1-1の引き分けで乗り切っていたカサブランカは、後半24分にワリード・エル・カルティ(Walid El Karty)がこの試合唯一の得点を記録した。

 クラブは大会がまだアフリカチャンピオンズカップ(African Cup of Champions Clubs)と呼ばれていた1992年にアル・ヒラル(Al Hilal、スーダン)を破って優勝しており、今回25年ぶりの大陸王者に輝いた。

 名称がCAFチャンピオンズリーグになった1997年以降、大会は新しい形式が採用され、賞金も変わっている。カサブランカは優勝賞金の250万ドル(約2億8500万円)を獲得し、さらに12月にアラブ首長国連邦で開催されるクラブW杯(2017 FIFA Club World Cup)の賞金として、少なくとも100万ドル(約1億1400万円)を得ることも確定している。(c)AFP