【11月4日 AFP】米大リーグ(MLB)のマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)は3日、イチロー(Ichiro Suzuki)外野手の来季の契約オプションを破棄した。これにより44歳のイチローは、フリーエージェント(FA)になった。

 マーリンズが保持していた2018年の200万ドル(約2億2800万円)の契約オプションを行使しなかったことで、イチローは球団から50万ドル(約5700万円)の違約金を受け取った。

 マーリンズはイチローに対し、「あなたのプレーが見られるのは光栄でした。ありがとう、イチロー」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 7月にイチローは、米国出身以外の選手による歴代最多安打数でロッド・カルー(Rod Carew)氏を抜いた。

 これまでにMLB通算3080安打を放っているイチローだが、今季は先発がわずか22試合にとどまり、打率.255、3本塁打、20打点を記録した。

 MLB歴代の安打数ランキングで22位に座るイチローは、MLBでの通算打率を.312としている。全盛期の11シーズンを過ごしたシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)では、10度の打率3割越えを記録し、2004年にはシーズン最多記録となる262安打を放った。(c)AFP