【11月4日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が3日、膝の負傷を理由にパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2017)のシングルス準々決勝を棄権した。これにより過去16度の四大大会(グランドスラム)制覇を遂げているナダルは、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)を欠場する可能性もある。

 キャリアを通じて膝と手首のけがに苦しんでいる世界ランク1位のナダルは、3回戦のパブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)戦で右膝にテーピングを巻いていた。準決勝には、対戦する予定だった予選勝者のフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)が勝ち上がっている。

 この日の午前中に棄権を判断したナダルは、今月中旬に英ロンドンで開催されるATPファイナルに出場できる状態になれるかについては言及していない。

 会見でナダルは「自分としてはロンドンではなく、長期的なことが必要になる。昨日(2日)、痛みはかなり強かったが、やめる時ではなかった。今日プレーできるようにするために昨晩治療を受けたが、残念ながら、昨日のようなコンディションでコートに戻ることは不可能だった。悲しい日だ」と語った。

 ナダルは今季、度重なるけがから復活し、全仏オープンテニス(French Open 2017)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を制覇している。

 またナダルは、今大会の初戦でチョン・ヘヨン(Hyeon Chung、韓国)を下し、史上最年長となる31歳での年間世界ランキング1位を確保した。

「治療をして、ロンドンでプレーするために全力を尽くすが、ここで棄権するというだけでも十分につらいことだから、それについて今は話せない」 (c)AFP