【11月3日 AFP】男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算12勝を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、来週発表の世界ランキングで10年以上ぶりにトップ10から陥落することが決まった。

 元世界ランク1位のジョコビッチは、肘のけがを理由にすでに今シーズンを終了しており、7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)以降は大会に出場していない。

 ジョコビッチは、2日に行われたパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2017)3回戦でファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)がロビン・ハーセ(Robin Haase、オランダ)に勝利したことを受け、2007年4月以降では初めてトップ10から落ちることが確定した。

 現在30歳のジョコビッチは、12月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されるエキシビション大会、ムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship)での復帰を予定している。(c)AFP