【11月2日 AFP】17MLBは1日、ワールドシリーズ(7回戦制)第7戦が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は1-5でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に敗れた。ドジャースのデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は試合後、第3戦と同様に2回途中で降板したダルビッシュ有(Yu Darvish)を先発に抜てきした自身の決断に後悔はないと語った。

 チームの全5失点を一人で喫したダルビッシュについてロバーツ監督は、「彼は良いボールを投げるんだと思っていた。準備ができていたのも知っている。きょうの結果については説明できない。できないよ」とコメント。ダルビッシュの代わりにクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)やアレックス・ウッド(Alex Wood)を起用すべきではなかったかとの質問もあったが、「それについて答えることはない。ユウは獲得してから常に先発3本柱の一人だった」と一蹴している。

 MLBの人気球団として29年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃したドジャースだが、エースのカーショウもまだ30代手前と若いチームは、改めて悲願のタイトルに挑戦できるとロバーツ監督は自信を見せている。

 ロバーツ監督は「自分の選手のことは理解している。彼らがきょう二日酔いにならないことも」としながらも、「これで彼らはもっとやる気になり、ハングリーになると思う。タフな敗戦だが、彼らを信じている。自分たちに力があったのもわかっていたが、ただ最後までやってのけることはできなかった」とコメントした。

 またロバーツ監督は、今後何人かの選手の出入りは避けられないとしながらも、中心選手は残留するだろうとする見通しを示している。

「自分の選手が好きだ。チームを信頼している。そしてまた来年、同じ場所に戻ってくることを期待したい」 (c)AFP/Rob Woollard