【11月3日 CNS】中国・山東建築大学(Shandong Jianzhu University)の列車食堂が、SNSのウェイボー(Weibo)で「快走中」だ。「東風5610号」列車と、1960~70年代の解放型蒸気機関車が新たに改装され、大学の食堂となり、インターネット上で賞賛を受けている。

 列車食堂は計9両編成で、各車両では本格料理から手軽な料理などさまざまな食事を販売する。値段は手ごろで、平均で5~25元(約85~425円)程度だ。

「山東建築大学は、『鉄道文化』をテーマに、ドイツ式の駅の建築、蒸気機関車の牽引車、車両やプラットフォームなど含めた、工業文明の発展の歴史を凝縮した展示基地を2014年に建設しました。『列車食堂』もこの鉄道文化の一部展示物として組み込まれたものです」と、同大学の教員は説明した。(c)CNS/JCM/AFPBB News