【11月1日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督が10月31日、同日に行われたヒューストン・アストロズ(Houston Astros)とのワールドシリーズ(7回戦制)第6戦で見事な投球を披露した前田健太(Kenta Maeda)を称賛した。

 ヒューストンで行われた29日の第5戦。前田はアストロズのホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)に痛恨の同点3点本塁打を浴び、大激戦の末にドジャースもこの試合を落とした。

 しかし、トニー・ワトソン(Tony Watson)の後を継いで7回途中の重要な局面でマウンドに上がった29歳の前田はこの日、前の試合で苦い思いをさせられたアルトゥーベを含む打者3人からアウトを奪い、3-1で勝利したチームに貢献した。

 ドジャースを率いるロバーツ監督は試合後、「立ち直りという意味では、ケンタがしっかりとアウトを奪い、これまでのポストシーズンと同じように後ろにつないだというのは非常に大きい」と第5戦の雪辱を果たした右腕の投球を喜んだ。

「ケンタは素晴らしい活躍を続けている。特に前の登板があった後でこの投球。これぞケンタという感じだった」 (c)AFP/Rob Woollard