【10月28日 AFP】今年5月に飲酒または薬物を使用した上で車を運転したとして逮捕された男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が27日、米フロリダ(Florida)州の裁判所で無謀運転の罪を認めた。州検事が明かした。

 ウッズは司法取引が成立したことにより、保護観察処分中に重大な違反行為がなければ収監されることはない。

 通算14度のメジャー制覇を果たしているウッズは、1年間の保護観察処分、250ドル(約2万8000円)の罰金、50時間の社会奉仕活動を科され、「飲酒または薬物使用時の運転(DUI)についての講習」を完了させなければならない。

 デイブ・アロンバーグ(Dave Aronberg)州検事によると、罪状認否に入る際のウッズは「落ち着いていた」という。

 パームビーチ郡保安官事務所(Palm Beach County Sheriff Office)の発表によれば、今年5月29日の逮捕時、ウッズは麻薬性鎮痛薬のヒドロコドン(hydrocodone)を含む5種類の処方薬を摂取していたことが明らかになっている。(c)AFP