【10月28日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2017)は27日、シンガポールで6日目が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は3-6、4-6で第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に敗れ、ラウンドロビン敗退となった。

 準決勝進出には勝利が絶対条件となっていた世界1位のハレプが、すでに敗退が決まっていたスビトリーナにわずか71分で屈したことを受け、大会初出場のキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)が4強入りを果たしている。

 同日行われた試合で第6シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)を0-6、6-3、7-5で撃破し、レッドグループ首位通過を決めた第8シードのガルシアは、28日の準決勝で第5シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)と激突する。

 一方、第1セットを奪いながらもガルシアに逆転を許したウォズニアッキは、もう一方の準決勝で第3シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と顔を合わせる。

 最終戦は悔しい結果に終わるも、プリスコバが29日の決勝に勝利しない限りは王座を維持できるハレプは試合後、「コートが私にまったく合っていなかったし、ポイントを決めきれなかった。それで自分のリズムを見つけるのが難しく、ウイナーも出せなかった」と語った。(c)AFP/Tristan Lavalette