【10月31日 CNS】中国商務部が26日に発表した2017年第3四半期『中国コンビニ景気指数報告』によると、コンビニ業界は第4四半期の業績について、楽観的な見通しだとしている。

 同報告によると、季節的要素の影響もあり、2017年第3四半期の中国のコンビニ業界全体の景気指数は69.25で、直前の第1・第2四半期よりわずかに下落しているものの、業界が引き続き強い自信を築いていることがうかがえる。店舗景気指数は64.1で前月比で小幅に下降しているが、購買担当者景気指数(PMI)の自信ラインとされる50.0を超えており、今後の発展見通しに対しても楽観的な見方をしていることの表れだ。

 次期については、コストコントロールと合わせ、店舗の成長や主力業務の利益、ビジネス環境のさらなる向上に関しても楽観的だが、売上高や従業員数に対する懸念が今年上半期と比べわずかに増加している。熱費や人件費などの問題に関する懸念は減少したが、店舗賃貸料のコストは依然として店舗運営者の関心事だ。

 全体的に見ると、上半期の急速な発展を経て、また季節的要因を考慮しても、コンビニ業界は第4四半期の発展見通しに関して強い自信を示しており、健全に発展している。(c)CNS/JCM/AFPBB News