【10月30日 CNS】中国の消費者と「最も密接な関係」にあるブランドはモバイク(Mobike)──。ブランド戦略を専門とするコンサルティングのプロフェット(Prophet)が24日に発表した「2017年中国ブランドランキングトップ50」で、モバイクは唯一、自転車シェアリングサービス企業として14位という好順位に入り、同社の躍進が裏付けられた。

 プロフェット社は中国国内の30業界、235ブランドについて、39主要・地方都市の約1万3500人の消費者に対して調査を実施。消費者のブランドへの密接度にもとづいて算出した指数を順位形式にし、上位50位を発表した。

 モバイク以外では、首位がアリペイ(Alipay)、次いで2位がウィーチャット(Wechat)。アンドロイド(Android)、イケア(IKEA)、アップル(Apple)が3位~5位と追走する。またトップ20内にはナイキ(NIKE)やBMWなど、世界的な有名企業が入っている。

 今回のランキングのなかで、シェアリングエコノミー分野の先端企業としてはモバイクのほか、民泊仲介大手のエアビーアンドビー(Airbnb)がランク入りし、45位だった。モバイクは今や、世界のシェアリングエコノミーの発展をけん引するイノベーション企業の「アイコン」だ。権威ある多くの機関からの認定も得るようになってきている。