【10月24日 AFP】欧州ツアー(EPGA)は23日、男子ゴルフの豪州ツアーとワンアジアツアー共催となる来年の全豪オープン(Emirates Australian Open Golf 2018)で「ショットクロック」が導入され、時間制限をオーバーした選手には罰打が科されることを明らかにした。

「ショットクロック・マスターズ」として開催される来年の全豪オープンでは、史上初めて1打ごとに時間制限が設けられ、時間内に打つことができなかった選手には1罰打が加えられることになった。これによって、大会が45分間ほど短縮されることを目指している。

 各組に与えられる時間は、最初に打つ選手が1ショットにつき50秒間で、2人目からは40秒間となっており、その制限を過ぎるごとに1罰打が加えられる。また、各選手は1ラウンドにつき2回までタイムアウトを取ることができ、その場合は与えられている倍の時間を使うことができる。

 欧州ツアーのキース・ペレー(Keith Pelley)最高経営責任者(CEO)は、「2018年のショットクロック・マスターズは素晴らしい大会として、来年のスケジュールに加わることになる。これはスロープレー対策になるだけでなく、ラウンドの時間短縮にもつながり、われわれが積極的に改革を受け入れている証しでもある」と述べた。(c)AFP