【10月24日 MODE PRESS】ファッションデザイナーのトリー・バーチ(Tory Burch)が23日、都内にある早稲田大学(Waseda University)の特別講演会に出席し、学生らに向けて自身の起業経験などを語った。

 講演は、国際的に活躍できるアントレプレナー(起業家)の育成を目的とした早稲田大学「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の主催によるもので、フリーアナウンサーの滝川クリステル(Christel Takigawa)との対談形式で行われた。

 2004年にニューヨーク(New York)・マンハッタン(Manhattan)に小さなブティックをオープンして以来、ロサンゼルス(Los Angeles)、上海(Shanghai)、ミラノ(Milan)、パリ(Paris)などに200店舗以上のブティックをオープンし、自身のブランドを世界3,000か所以上の百貨店や専門店に展開する世界規模の事業へと導いたトリー・バーチ。女性の起業には「ワークライフバランス」がポイントになることや、困難な状況に直面しても自己の品格を保ち続けることの重要性を、自らの豊富な経験をもとに語った。また、失敗から学ぶことの大切さを強調し、「一夜にしての成功はありえない。たくさんの失敗を経験しながらも、決してあきらめないで!(Never Give Up!)」と集まった大勢の学生らに向けてエールを送った。

■関連情報
・トリーバーチ 公式HP:www.toryburch.jp
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