【10月22日 AFP】17-18フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、ロシア杯(Rostelecom Cup 2017)は21日、モスクワ(Moscow)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、エフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva、ロシア)が合計231.21点で優勝を飾った。

 GPファイナルで2連覇を達成しているメドベデワは、『アンナ・カレーニナ(Anna Karenina)』の音楽に乗せた情感たっぷりの演技を披露し、自身の揺るぎない地位を固めた。

 2位には合計215.98点でカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner、イタリア)、3位には207.17点で樋口新葉(Wakaba Higuchi)が続いた。坂本花織(Kaori Sakamoto)は194.00点で5位だった。

 アイスダンスでは、ショートダンス(SD)を終え首位に立ったマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)組が、コールドプレイ(Coldplay)の楽曲『パラダイス(Paradise)』に乗せた演技で合計189.24点を記録し、優勝を飾った。

 ロシアのエカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)/ドミトリ・ソロビエフ(Dmitri Soloviev)組が合計184.74点で2位、同胞のアレクサンドラ・ステパノワ(Alexandra Stepanova)/イワン・ブキン(Ivan Bukin)組が合計179.35点で3位に入った。

 一方ペアでは、ロシア勢が表彰台を独占した。

 昨季の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2017)とGPファイナルを制したロシアのエフゲニア・タラソワ(Evgenia Tarasova)/ウラジーミル・モロゾフ(Vladimir Morozov)組は、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)の楽曲『キャンディマン(Candyman)』に乗せた完璧な演技でショートプログラム(SP)からの首位の座を守り、合計224.25点で優勝を飾った。

 ソチ冬季五輪金メダルのクセニヤ・ストルボワ(Ksenia Stolbova)/ヒョードル・クリモフ(Fedor Klimov)組が合計204.43点で2位、クリスティーナ・アスタホワ(Kristina Astakhova)/アレクセイ・ロゴノフ(Alexei Rogonov)組が199.11点で3位だった。(c)AFP