【10月21日 AFP】ノルウェーのアーナ・ソールバルグ(Erna Solberg)首相は20日に発表した内閣改造で外相に女性を任命し、首相自身と財務相を含めた同国の政権の「トップ3」が女性となることになった。

 外相に任命されたのはイネ・エリクセン・スールアイデ(Ine Eriksen Soreide)国防相(41)で、世界経済フォーラム(World Economic Forum)の会長に就任するために退陣するボルゲ・ブレンデ(Borge Brende)氏の後任になる。北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるノルウェーで女性の外相は初。

 エリクセン・スールアイデ氏は、保守党中心の右派政権でソールバルグ首相および連立を組む移民反対派の進歩党のシーヴ・イェンセン(Siv Jensen)財務相と共に、現地メディアが報じている政権の「トップ3」を担うことになった。

 また国防相には、フランク・バッケイェンセン(Frank Bakke-Jensen)欧州連合(EU)・欧州経済地域(EEA)・北欧協力担当相が、EU・EEA・北欧協力担当相には初めて閣僚入りする女性のマリット・ベルゲール・ロスランド(Marit Berger Rosland)氏が就任する。(c)AFP