【10月20日 AFP】17-18NBAは19日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)は全体2位指名で入団したロンゾ・ボール(Lonzo Ball)がデビュー戦を飾ったロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に108-92で勝利し、ロサンゼルスに拠点を置くチーム同士の対決で再び圧倒した。

 クリッパーズはブレイク・グリフィン(Blake Griffin)が29得点、12リバウンド、デアンドレ・ジョーダン(DeAndre Jordan)が14得点、24バウンドを記録し、両チームにとってのシーズン初戦を制した。

 1万9000人の観客が詰めかけたステープルズ・センター(Staples Center)で初出場を果たしたレイカーズのボールは、3ポイントを3本中1本、フィールドゴール(FG)も6本中1本しか決められなかった。

 試合開始からFG3本に加え、フリースローも2本とも外したボールは、前半残り4分49秒の場面になってスリーポイントシュートに成功し、ようやく初得点を記録。アシストも同1分29秒のところまでマークできなかった。

 この日ボールとマッチアップしたクリッパーズのパトリック・ビバリー(Patrick Beverley)は試合後、「あの尻の青いガキをNBAに歓迎してやりたかったんだ」とコメントしている。

 第3クオーター終了時に87-63、第4クオーターでも一時最大30得点リードしたクリッパーズは、2012-13シーズン以降に行われたレイカーズとの対戦成績を19勝2敗としている。

 この日行われたその他の試合では、新戦力のポール・ジョージ(Paul George)とカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)の2人とラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)が計71点を決めたオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)が、アンソニーの古巣ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を105-84で粉砕し、シーズン初戦を白星で飾っている。

 ウェストブルックは21得点、16アシスト、10リバウンドのトリプルダブル、ジョージとアンソニーはそれぞれ28得点と22得点の活躍だった。(c)AFP