【10月20日 AFP】イタリア・セリエD、FCトッレス(FC Turris)のMFジョバンニ・リベルティ(Giovanni Liberti)が、試合中に相手チームのファンに向かって放尿したとして、5試合の出場停止処分を科された。

 イタリア出身で21歳のリベルティは、15日に行われたライバルチームとの一戦で問題の行為に及んだとする事実を否定しており、クラブは19日、同選手が今後異議申し立てをすると明かしている。

 リベルティは、プレーが止まった間にアウェースタンドへ向かって放尿し、わいせつなジェスチャーを示したとされているが、クラブのアントニオ・コラントニオ(Antonio Colantonio)会長は、今回の処分に怒りをあらわにしている。

 ナポリ(Naples)南部のトッレ・デル・グレーコ(Torre del Greco)に拠点を置くFCトッレスのコラントニオ会長は、自身のツイッター(Twitter)で「報じられているようなことをした選手は一人もいない」とコメントした。

 投稿の中で同会長は、リベルティはピッチへ入る前に冷水器で水を飲みながら、外にはみ出たユニホームをショーツの中に入れようとしていただけだと説明。さらに「問題なのは、反対側のピッチにいた副審の証言だけで処分が下されたということだ」「アウェーのクラブも、われわれの選手はそのような行為をしていなかったと認めている」と付け加えた。(c)AFP