【10月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は18日、グループB第3節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-0でセルティック(Celtic)を下し、ユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督はチャンピオンズリーグ復帰采配を勝利で飾った。

 バイエルンはキャプテンマークを巻いたトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が前半17分に先制点を決めると、ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)が頭で2点目を奪取。後半開始直後にもマッツ・フンメルス(Mats Hummels)がヘディングシュートを決めて快勝した。

 この結果バイエルンは勝ち点を6に伸ばし、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と勝ち点3差の2位を守った。セルティックはバイエルンと同3差の3位となっている。

 ハインケス監督は「クラブは決勝トーナメントに勝ち進みたいし、そのためにもここで勝つことが重要だった。すべてのチャンスを決めきることはできなかったが、チームはよくやってくれた」と話した。

 ハインケス監督にとっては、2013年に決勝でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を破ってチャンピオンズリーグ戴冠を果たしてから、1608日ぶりの欧州の舞台での采配だった。

 監督はその優勝をもって勇退していたが、3週間前にチームがチャンピオンズリーグでPSGに0-3の大敗を喫し、直後にカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が解任されると、72歳で4年ぶり4回目のクラブ復帰を果たした。そして復帰初戦となった国内リーグのSCフライブルク(SC Freiburg)は5-0で快勝し、これで8得点無失点で2連勝を飾っている。

 ミュラーは「プレーに対する姿勢が良くなった。フライブルク戦の勝利でチームの士気が上がったし、その勢いに乗りたいと思っていた。大きな勝ち点3だ。後半はたくさんチャンスを作ったし、もっと決めなくてはいけなかった」と話した。(c)AFP/Ryland JAMES