【10月18日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏の息子ミック(Mick Schumacher)が欧州F3選手権(FIA European Formula 3 Championship)1年目のシーズンを終えた。目立った成績は残せなかったが、自身の視線の先にはF1参戦があると語った。

 4月にモンツァ・サーキット(Monza Circuit)で行われたレースで3位に入ったのが唯一の表彰台となり、総合12位でF3のシーズンを終えた18歳のミックは「イエス、僕の目標は常にF1だ」と独スポーツ通信社SIDに話した。

 また、マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が17歳でF1デビューを飾ったり、ランス・ストロール(Lance Stroll)がすでに18歳で参戦したりしていることについて聞かれたミックは「今は自分自身のことに集中し、他のドライバーは見ないようにしている。皆それぞれのペースで成長するのだから、比較はできない」と答えた。

「僕は一歩一歩進み、自分の将来に備える。そして自分が準備できたと感じたら次のステップだ。でもまずは自分の実力を証明しなくてはいけない」

「できるだけ多くを学ぶため、F3の最初のシーズンはアタックした。これが今年の結果であり、個人的には非常に満足している。すべての面で成長できるよう努力するよ」

 一方、F1で7度の総合優勝を誇る父ミハエル氏は、2013年のスキー事故で頭部に重傷を負って以降、公の場に姿を現していない。(c)AFP