【10月18日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が17日、膝のけがを理由に、今月23日から29日にかけて行われるスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2017)を欠場すると発表した。

 四大大会(グランドスラム)通算16勝のナダルは、自身のフェイスブック(Facebook)で「スペインで医師と相談した結果、残念ながらスイス・インドアは欠場しなくてはいけなくなった」とつづった。

 現在世界ランキング1位のナダルは、15日に行われた上海マスターズ(2017 Shanghai Rolex Masters)決勝で同2位の宿敵ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れ、ポイント差を1960に縮められていた。

 優勝すると500ポイントが加算されるスイス・インドアを前に、フェデラーとの王座争いへブレーキがかかる結果となったナダルは、「膝に過度のストレスを与えたために上海ではすでに問題が生じていたが、医師の忠告の結果、(膝を)休める時間を取らざるを得なくなった」と続けた。

「中国では北京(Beijing)で優勝、上海でも決勝に進み、素晴らしい2週間を送ることができた。今は少し休む時間だ」

「これまでも素晴らしい応援に加え、ロジャーとの試合でもリスペクトしてくれたスイスにいる多くのテニスファンに感謝の意を表したい。また来年お会いできればと思う」 (c)AFP