【10月18日 財新】中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)は16日、インドの国有電信メーカーBSNL(Bharat Sanchar Nigam Limited)と5Gとモノのインターネット(Internet of ThingsIoT)に関する提携に調印したと発表した。

 発表によると、中興通訊とBSNL両社は、インドで次世代モバイル通信5Gと、その足がかりとなるプレ5G無線システムとバーチャルネットワークアーキテクチャなど重点技術の研究と商用化、5Gの生態系を構築することを目的とし、共同で関連技術の評定と実証実験を行うという。

 インドの日刊紙「The Economic Times」によると、BSNLはフィンランドの通信大手ノキア(Nokia)とも5GとIoTに関して提携している。中興通訊とノキアは9月、BSNLから5G基地局の建設依頼を受け、合計額は6億ルピー(約10億3600万円)という。(c)財新/JCM/AFPBB News