【10月18日 AFP】17MLBは17日、プレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦が行われ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は6-4でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に逆転勝ちし、シリーズの成績を2勝2敗のタイにした。

 ヤンキースは0-4で迎えた7回、アーロン・ジャッジ(Aaron Judge)のソロ本塁打で1点を返すと、三塁打で続いたディディ・グレゴリアス(Didi Gregorius)がゲーリー・サンチェス(Gary Sanchez)の犠飛で生還し、2点差に追い上げた。

 さらにヤンキースは8回、無死二、三塁のチャンスからブレット・ガードナー(Brett Gardner)の二ゴロの間に走者1人がかえると、続くジャッジが左翼フェンス直撃の適時二塁打を打って同点。次打者のグレゴリアスも安打で続いたヤンキースは、サンチェスが右中間を破る決勝の2点二塁打を放ち、試合を決めた。

 ヤンキースがプレーオフで4点差をひっくり返して勝利したのは、2004年以降初めて。

 ジャッジは試合後「今シーズンはこのような逆転劇を何度もやってきた。私たちには充実した打撃陣がそろっているから、決して試合を諦めたりはしない」「私はこのチームを本当に信じている。今年は何度も試練をくぐり抜けてきたし、これからも戦い続ける」と語った。

 第5戦もヤンキースタジアム(Yankee Stadium)で行われる今シリーズの勝者は、24日に開幕するワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)とディフェンディングチャンピオンのシカゴ・カブス(Chicago Cubs)の勝者と対戦する。(c)AFP